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2011-10-08 (Sat)


 面白いのにどこか切ない。
 悲哀と焦燥感のあるギャグ漫画。

嵐の伝説(1) (少年マガジンコミックス)嵐の伝説(1) (少年マガジンコミックス)
(2010/08/17)
佐藤 将

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あらすじ
 20XX年、環境破壊が原因となって起きた「裁きの日」。あらゆる天変地異の前に文明社会はなす術無く崩壊し、世は無法と暴力、さらに異常進化を遂げて異形(クリーチャー)化した生物が跋扈する混沌の極みへと暗転した。だが、辛苦に打ちひしがれる人類を統べ、乱世に抗う一人の指導者が現れた。その名は嵐分吾。その圧倒的な行動力とカリスマ性で多くの人々を絶望から希望へと導くが、未来の彼の過去というべき現代の姿は、とある高校の問題児であった。
Wikiより


 あらすじを読むとシリアスっぽいのですが、カテゴリーとしてはギャグ漫画です。とはいえ未来は悲哀に満ちた描写も多く、その落差が笑いに繋がってます。


 時代によってキャラクターの立ち位置がまったく違っていて未来では英雄、現代ではいまいち。けれどその劇的な変化は外から見たものであり、性格的には変わっていないと。要は同じ行動でも時代によって評価ががらりと変わる。そのギャップがこの作品の基本スタイルです。主人公が現代ではちょっとウザいんですよね。そこが一番の笑いどころかなーと思います。
 ギャグの反面、結果が決まっている故の切なさがあります。例えば内気で可愛い女子高生でも未来で殺人鬼であると描写されればそこは絶対に覆らないんですよね。その後どれだけコメディタッチに描かれても『裁きの日』以降の立ち位置は変わらないし、救いもない。その救いの無さに容赦がなく、シリアス(未来)→ギャグ(現代)は笑えるのですが、ギャグ→シリアスは結構重いです。妙なリアリティがあって、ちょっとした絶望系です。


 また語られる人間の愚かさが的を射ていて共感しやすい。人間とそれ以外の種族にはそれぞれ思想があり、何気にストーリー性も高いです。そこらへんがしっかりしているから現代が活きる。


 掲載は『別冊少年マガジン』より2009年10月号(創刊号)から2011年10月号まで。最終話は2話掲載だったので打ち切りというより何らかの不都合があったのでしょう。最終話は非常に悲壮感がありました。ギャグ漫画の最終回ではなかったですね。



全3巻。単行本用の描き下ろしあり。




どうしてこうなった、と何度も思いましたね。


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